おはようございます。
東日本大震災から10年が経ちました。
今でもニュースで見た映像を鮮明に憶えています。
まだ学生だった私は、あまりの衝撃的な映像に
「これは現実なの?今の状況なの?」と母に尋ねたほどです。
私たちは震災から4年後の2015年に被災地を訪れました。
4年経っても深い傷跡が残っている街並みに驚くばかりで
実際に津波の高さを示す標示を見て、ゾッとしました。
それでも被災地の方々は強く明るく、とても親切だったことを
はっきりと憶えています。
しかし人間は忘れてしまうもので、
私たちは震災の怖さを理解したつもりでしたが、
2年後に起きた熊本地震に会社も個人も何の対策もしていなかった。
これが現実でした。
そしてあれ程の恐怖を体験したにも関わらず、
数年経った今、
震災直後には行っていた備蓄のチェックや
ハザードマップの確認を怠ってしまっている…。
忘れてはいけないこと。
伝えていかなければならないこと。
一人ひとりにできること。
今日が当たり前でないことを忘れないよう、
家に帰ったら、今一度対策をしようと思います。
そして家族や友人、同僚や先輩、
少しでも多くの人と情報を共有する努力を
怠ってはいけないと改めて感じました。
一人ひとりの力は小さいですが、
その一人が増えれば、きっと大きな力になる。
今日を大切にしていきましょう。
Kye